中央化成ってこんな会社

東京営業部
部長
神谷 茂樹

目立たないけど私たちの暮らしに欠かせないスペシャリティケミカル。そんなニッチな商品を国内外から調達し、需要家に販売しています。
商社として、単なる販売にとどまらず、豊富な情報をお客さまに提供する役割も担っています。

特に、世界最大級の化学品メーカーであるダウ・ケミカル日本法人の代理店として、プロピレン誘導体を中心とするウレタン原料などの日本国内での販売を担っています。今後も、国内のみならず海外の優良企業とも積極的に協業し、ビジネスの拡大を図っています。

うちの会社の創出・創造 - 競争力のあるサプライヤーと共に、ニッチな商品で存在感を示す

大阪で1949 年に創業した当社は、85年にMCグループの仲間となりました。現在は当社と秋田で珪藻土の採掘・製造販売を行う中央シリカの2社で中央化成グループを形成し、二人三脚による連結経営で、付加価値の高い商品・サービスを提供しています。

本社のある大阪には、主要な販売先である界面活性剤メーカーや医療・化粧品メーカーの他、国内の重要サプライヤーが数多くあります。中でも、国内での製造者が少ない流動パラフィン、殺虫剤原料や、多品種小ロットの脂肪酸エステルなどを生産する三光化学工業は、当社の最重要サプライヤーです。

再生可能資源であるパームを原料とするオレオケミカル(グリセリン、脂肪酸、高級アルコール、中鎖脂肪酸)は、インドネシアなどからの輸入ルートを開拓し、当社の輸入取引の柱へと成長しました。
また、米国最大手の化学メーカー、ダウ・ケミカルの代理店として同社製品の国内拡販に努める他、次代のコア商品と見据える三光化学工業の高性能帯電防止剤の拡販にも取り組んでいます。

これら競争力のあるサプライヤーとの好関係を構築していることが、当社のビジネスの大きな原動力なのです。中央シリカが生産する珪藻土の主な用途は、ろ過助剤や焼却炉のフィルターで、近年ではシリコーンゴムや塗料の素材としても注目が集まっています。

また同社では新規用途の開発研究を進めていて、重要なスペシャリティーケミカルとしてますます期待されています。私たちのモットーは「風通しの良さ」。社員間での積極的な情報交換やセミナー参加などを通じて人間力向上に努めています。また、営業担当者が複数の主要戦略商品を同時に売り込める効率的営業活動の体制強化にも注力しています。

取締役執行役員
営業部門長
棚橋 督

取引先の皆様、社員のみんな、市場並びに社会と「共に活きる」仕事をクリエートして行きます。

本社営業本部長
米元 善紀

高機能な製品を販売~三光化学工業との取り組み

流動パラフィンや殺虫剤原料、脂肪酸エステルなどを製造する三光化学工業。同社の販売代理店を私たちは務めています。同社の製品は、合成繊維用油剤や合成樹脂反応溶媒、界面活性剤などの工業用途をはじめ、医薬・化粧品に至るまで幅広い分野の原料として使用されています。

また、最近では同社が開発した高性能帯電防止剤「サンコノール®」の販売にも注力しています。これは、蓄電池や充電式電池などの2次電池の材料として使用されているリチウム塩の優れた導電性を利用した製品で、主にOA機器、各種加工機の部材(合成樹脂、ウレタン、ゴム)として販売。私たちも将来性のある製品と位置付けています。

海外営業部
部長
安福 浩二

環境に優しい原料を海外から調達~オレオケミカル取引

再生可能資源であるパームを原料としたオレオケミカルの輸入・販売は、当社の注力分野の一つ。パームは、ボディーソープやシャンプー、洗剤をはじめ、合成塗料、繊維、化粧品など、多くの身近な製品の原料として使用されています。ムシマス、スミアシといったインドネシアやマレーシアの有力サプライヤーと毎月のように打ち合せを重ね、顧客情報を共有しながら日本市場を開拓してきました。また、重要顧客へ原料や製品価格の市況情報を毎週発信することで、競争力ある原材料の調達に貢献しています。